alva noto / transrapid, transvision, transspray

alva notoのシングル三部作。モノレコやらが出てるライブを観た日に、どうでもいいバンドを観たくなくて行ったメドルで買った。いずれ三枚をまとめたtransallというアルバムが出るとわかってるのに(でも9月に発売延期らしいからそんなに待てないよね)。

carsten nicolaiはtransformあたりからしか聴いて無いけど、それにしても随分ダンサブルというか音楽的になったなと思う。でも最近transform聴いてないし勘違いだったら(元々ダンサブルだったら)嫌なので聴きなおしてみた。ビート感はあるけど空気がのんびりしてる。まあ、ダンサブルだったかそうでないかはともかくとしても、使ってる音が多彩になったのは確かだと思う。transformはシンプルで隙間スカスカな感じが良い。

さて、transformは置いておいて、transrapid, transvision, transsprayの話。個人的にはtransrapidが一番好きだ。特に3曲目future。座って聴いてても立ち上がって踊りだすわ。ノイズ成分多目でゴリゴリ。クラブでかけても大盛り上がり間違い無し。素晴らしい。逆に秋庭さんが一番好きと言っていたtranssprayは余りグッと来なかった。仲良しらしいから似て当然なのかもしれないけど、サンプルの使い方が池田亮司と同じに聴こえてどうもいまいち。その2枚の間に挟まる形になるtransvisionは三部作の中で一番地味に感じた。正直ほとんど印象に残って無い。多分俺の中にあるalva noto像に一番ぴったり来て、そのせいで何ら違和感を持たずに聴けちゃったんだと思う。

transvisionのスリーブにCDには入っていない5曲目がダウンロードできるアドレスが書いてあるけど、この曲はRASTER-NOTON.ARCHIV1に入ってるnoto名義の未発表曲(当時)だね。どっかで聴いた事あると思ったのは間違いじゃなかった。notoとalva notoって一応音楽的に差異があって使い分けてたんじゃないのかな。alva notoの方がビート感強め、みたいな。どっちでもいいのかな。

いやしかし、三部作+ダウンロードできる曲を合わせてもCD一枚にまとめられるとなると今度はtransallを買うかどうか微妙な気持ちになるな。新曲入ったりしないんだったら買わない気がしてきた。