YAMAHA RM1X

今月のParadigm Shift(http://homepage3.nifty.com/illectric/)は四つ打ちじゃないテクノを目指すと言ったものの、結局四つ打ちも使うことになりそうです。まあテクノだし、四つ打ちが基本じゃないですか。基本に忠実にいきましょうよ。

で、ここんとこ半年くらいずっとParadigm ShiftでのライブはelectribeのRとSとの二台だけでやってたんですけど、メロディっぽいのとかウワモノが出しにくい、最長4小節のループしか組めない(短い)とか色々と悩みがありまして、今月はYAMAHA RM1Xも使ってみる事にしました。このRM1Xというグルーヴボックスは、俺が大学二年の春に生まれて初めて買った音楽機材なので結構長いこと所有していますが、一度もこれで曲を完成させたことが無いとか、ライブで使ったことも無いとか、不遇な経歴をもっている機材です。チマチマした液晶に表示された文字列・数値列を見ながら音楽が作れるかっつうの(いや、作れるんですけどね。)まあでも一度PCを使った音楽製作を経験した後で使ってみると、これはこれで良い部分も多い機材だということに気付いたわけです。そうは言っても、こいつで一曲仕上げるのは、俺には出来ないだろうけど、ループをどんどん抜き差ししてエフェクトかけたり、というようなことをやるにはかなり便利です。密度が薄くて貧弱だと思ってた内蔵音源も、メインのビートをelectribeに任せれば、逆にelectribeが弱いウワモノだとかを担当することで生かせます。要は適材適所ですね。一時期は売ろうと思ってたけどやはり売らないことにします。